アスベスト(石綿)は、天然の繊維状鉱物で、耐熱・耐火・防音・断熱性に優れ、
安価で加工しやすいことから、かつて建築資材として広く使用されていました。
外壁や屋根材、断熱材、耐火被覆材など多くの建物に含まれており、
学校やビル、集合住宅などでも使用されてきました。
その優れた性能から「奇跡の鉱物」と呼ばれていました。
アスベストは人体に深刻な健康被害を及ぼすことが科学的に証明され、
現在では使用が禁止されています。
しかし、過去に建てられた多くの建物には今も使用されており、
解体工事や経年劣化によって目に見えない繊維が飛散する危険があります。
吸い込まれたアスベストは肺に蓄積し、
「石綿肺」「肺がん」「悪性中皮腫」などを引き起こす可能性があり、
“静かな時限爆弾”とも呼ばれています。
弊社では「アスベストを残さない」を理念に、正しい知識と確かな技術で
安全な調査・除去・対策を行い、未来の環境保全にも貢献しています。
近年、アスベスト事前調査の規制は強化されており、
解体・改修工事では事前調査と一定規模以上の工事で届出が義務化されています。
さらに令和5年10月からは有資格者による調査が必須となりました。
アスベストは飛散リスクに応じて3段階に分類され、特にレベル1は厳重な安全対策が必要なため、
専門業者による適切な調査・除去が重要です。
発じん性が著しく高く、主に耐火建築物・準耐火建築物のはり・柱等の耐火被覆用の吹付け材に使用されています。
発じん性が高く、主にボイラ本体・配管などの保温材としての貼り付け・建築物の柱・屋根用折板裏断熱材・煙突用断熱材に使用されています。
発じん性が比較的低く、建築物の天井・壁などに石綿含有成形板・床にビニル床タイル等の貼り付け・建築物の内外装の仕上げに用いられる仕上塗材に使用されています。